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関節痛の再生医療は本当に効くのか?「効かない」という声の真相と、効果を高めるための条件

COLUMN コラム



関節痛の再生医療は本当に効くのか?「効かない」という声の真相と、効果を高めるための条件

再生医療は魔法の治療?関節の痛みに対する「効果」の真実

ここ数年、iPS細胞やES細胞などを使った再生医療のニュースを耳にすることが多くなりました。「再生医療」という言葉に、未来の治療への期待を感じる方も多いでしょう。
本日は、変形性膝関節症などの「関節の痛み」に対して、現在実際に受けることができる再生医療について、「本当に効くのか?」という核心に触れてお話しさせていただきます。

今受けられる関節の再生医療:PRPと脂肪幹細胞移植

現段階で、自由診療として受けることができる関節痛への主な再生医療は以下の2つです。

  • PRP(自己多血小板血漿)投与
    ご自分の血液を遠心分離し、抗炎症作用のある成分などを濃縮して抽出し、膝関節に直接投与する治療法です。
  • 脂肪幹細胞移植
    ご自分の腹部や内ももから少量の脂肪を採取し、専門の施設で「脂肪幹細胞」を培養して数千万個まで増やし、膝関節に注射で移植する方法です。

脂肪幹細胞には、強力な抗炎症作用に加え、傷ついた組織の修復を促す能力も期待されています。PRP療法と比較して、組織の再生を促す能力においては幹細胞治療の方が優れていると考えられています。

「再生医療は効かない」という声の背景

さて、「再生医療は本当に効くのか?」という問いに対する答えですが、誠実にお伝えしなければなりません。

  • 残念ながら、すべての人に魔法のように効果があるわけではありません。高額な治療費を支払っても、期待したような効果を実感できない方もいらっしゃいます。
  • 効果を感じられなかった方のネガティブな体験談は、SNSなどで広がりやすい傾向があります。そのため、世間では「再生医療は効かないのではないか」「詐欺ではないか」といった疑念が生まれやすい側面があります。
  • これには、治療前に効果を誇張して説明されたことによる過度な期待とのギャップや、私たち医療側の説明不足といった問題もあると認識しています。また、日本の保険診療が非常に安価で優れているため、自由診療である再生医療の費用がより高額に感じられることも背景にあるでしょう。

治療効果を高める鍵は「患者様ご自身の努力」にあります

一方で、再生医療によって痛みが和らぎ、前向きな日常生活を取り戻した患者様が大勢いらっしゃるのも紛れもない事実です。
では、どのような方が再生医療の効果を実感しやすいのでしょうか。傾向として、以下の条件に当てはまる方が挙げられます。

  • ① 軟骨のすり減りが比較的軽い方
  • ② 年齢が若い方
  • ③ 体重が適正な方(BMI25以下)

では、これらに当てはまらない場合は意味がないのでしょうか?決してそうではありません。可能性は変動しますが、痛みが軽減する方は多くいらっしゃいます。
特に、上記の条件に当てはまりにくい方で効果を実感されるのは、「筋トレをしっかり行う方」や「体重を減らす努力ができる方」です。
すり減った軟骨を完全に元に戻すことは現代医学では困難です。また、加齢による細胞の衰えも避けられません。しかし、筋力はトレーニングで取り戻すことができますし、体重管理はご自身の意志で可能です。
こうした「ご自身でできる努力」を幹細胞治療と並行して行える方が、治療効果を実感しやすいと考えられます。「痛みが軽くなったのは、治療だけでなくダイエットや筋トレのおかげではないか」というご意見は、ある意味で的を射ているのです。

再生医療を人生を変える「きっかけ」に

幹細胞治療がきっかけで痛みが軽減し、それを機に若い頃の筋力を取り戻し、適正体重になれたとしたら、かかった費用以上の価値があるのではないでしょうか。
過度な体重は膝の痛みだけでなく、生活習慣病の原因にもなり得ます。ご自身で行う体重管理、運動、筋トレと併用し、再生医療で本来持っている自然治癒力を引き出すこと。それは、痛みのない生活を取り戻し、その後の人生をより豊かに変える大きな一歩になると私たちは信じています。

クリニック渋谷の再生医療へのこだわり

私たちクリニック渋谷では、自らの手で痛みを改善しようと日々奮闘されている患者様の手助けがしたいと考え、再生医療を導入いたしました。
私たちは、再生医療をどんな症状もそれだけで解決できる「夢の治療」とは考えていません。その効果を存分に発揮するためには、患者様ご自身の努力が必要不可欠であると認識しています。
特に脂肪幹細胞移植においては、「投与する細胞の質と量」が成功の鍵を握ります。そのため当院では、日本トップクラスの技術を持つと評判のCPC(細胞培養加工施設)と提携し、高品質な細胞を提供する体制を整えています。
従来の治療で十分な効果が得られずお悩みの方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。ウェブサイトではお伝えしきれない、再生医療の現状や本音についてもお話しできればと思っています。

料金表

当院で行う脂肪幹細胞移植の費用と、治療に伴う一般的なリスク・副作用についてご案内します。

脂肪幹細胞移植(1回・1部位/1関節) 1,320,000円(税込)
脂肪幹細胞移植(1回・2部位/2関節) 2,420,000円(税込)

リスク・副作用・その他注意事項

【脂肪採取(脂肪吸引)に伴うリスク】採取部位(腹部や大腿部など)の痛み、内出血、腫れ、硬縮(皮膚が硬くなる)、一時的な感覚鈍麻、極稀に感染症や凹凸が生じる可能性があります。
【投与に伴うリスク】注射部位の痛み、赤み、腫れ、熱感、内出血が生じることがありますが、通常は数日から数週間で軽快します。関節内注射の場合、一時的に関節水腫や疼痛が増強することがあります。
【その他注意事項】ご自身の細胞を使用するため重篤なアレルギー反応は極めて稀ですが、細胞の加工過程で使用する試薬に対するアレルギーの可能性は完全に否定できません。治療効果には個人差があり、必ずしも期待した効果が得られない場合があります。
※価格は予告なく変更となる可能性があります。詳細はカウンセリング時にご確認ください。

よくあるご質問(Q&A)

Q

再生医療を受ければ、必ず痛みはなくなりますか?

残念ながら、治療効果には個人差があり、すべての方に効果を保証するものではありません。しかし、多くの方が痛みの軽減を実感され、日常生活の質が向上しています。
Q

再生医療を受けるだけで、運動やダイエットはしなくても良いですか?

いいえ、再生医療の効果を最大限に引き出し、持続させるためには、適切な体重管理と筋力トレーニングといった患者様ご自身の努力が必要不可欠と考えております。
Q

高齢で軟骨のすり減りが進んでいますが、治療を受ける意味はありますか?

進行度が高い場合やご高齢の場合、効果が出にくい傾向はありますが、可能性はゼロではありません。治療をきっかけに生活習慣を見直すことで、良い結果につながる方もいらっしゃいます。まずは医師にご相談ください。

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監修医師

吉井 健吾
統括医師・渋谷院院長
経歴
2008年 灘高校 卒業
2010年 東京大学理科三類 入学
2016年 東京大学医学部医学科 卒業
2016~18年 佐久市立国保浅間総合病院初期研修医
2018年 東京大学医学部附属病院 形成外科 入局
2018年 埼玉医科大学国際医療センター 形成外科/再建外科 助教
2018~20年 東京大学医学部附属病院 形成外科 特任臨床医
2021年4~6月 新松戸中央総合病院 形成外科
2021年7月~ 東京大学医学部附属病院 形成外科 特任臨床医
資格・所属
日本形成外科学会 会員
頭蓋顎顔面外科学会 会員
マイクロサージャリー学会 会員

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美容皮膚科、美容形成、形成外科、再生医療
診療時間
10:00-13:00、14:00-19:00
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休診日
火曜日、木曜日、不定休

※最終受付時間は30分前になります。

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石川
休診 新里 吉塚 朴※
山田※

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東京都渋谷区渋谷1-23-18渋谷ワールドイーストビル10階

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